夏のある日。彼は、夢を追って海の外へと飛び立っていった。少女はそれを引き留められず、追いかけることも出来ず、ただくすぶった。 十年間のくすぶり。過去に戻れたらと何度も思った。そんな主人公のもとに一通の手紙。 『タイムマシンを作った』 主人公は手紙の送り主を訪ねる。そうして彼女は、過去を訪ねることを決める。そうして恋心に決着をつける。 微SF。6000文字程度の恋噺。 過去を変えるとはどうすればいいのか。そんなテーマのお話です。

赤ずきんは、祖母の家に辿り着く。そこに、危険が潜むとも知らずに。 同好会提出作品の不法投棄です。

海に呼ばれた人間は、いつか海へと還っていく。 海に呼ばれる蓮季と、観ているだけの僕の数瞬。

彼と別れた。思い出は辛い。鍵をかけてしまっておこう。パスワードをかけて。

人間の中でも特に感情が煌めく瞬間。告白のワンシーンを切り抜いたスナップ写真集。

貴方はとても美しい。自由で優雅で。 だから貴方を縛り付けることは誰もできない。 私も貴方を縛り付けはしない。

キミが好きだが、きっかけが分からない。 過去現在未来。そのどれもが輝いて見えるのだ。

例えばキミが居なくたって。必ず世界は回るんだろう。 それでも僕の世界は色褪せて止まってしまった。 暗い部屋での後悔と懺悔とそして始まり。

手向けは笑顔で。病室の一幕

Halloween。小悪魔の悪戯。