貴族の家系に生まれた主人公メルセスは高校を卒業後恋人のリラとギルドを設立する。
そのギルドでは他の街との交易や鉱石の採掘方法の確立を主とした活動を行っていた。
そんなある日ギルドから裏切者が現れる。その男ルスワードはエメラルド鉱石の発掘方法をメルセスが
発見したとき、その報告文書を偽造し、自分の手柄にしようとした。
しかし報告書を魔導院学会に提出する際、ルスワードの父親カジリウムにバレてしまう。
厳格な父親カジリウムは息子をギルドから追放するようメルセスへと進言。
だがメルセスの鉱石採掘技術に一目置いたカジリウムは、未発見の鉱石、クリスタルの発掘方法の確立を競争するよう申し立ててきた。クリスタルを採掘するにはドラゴンの巣喰うダルマスカ地方まで海を渡らなければならなかったため、今だ地図上にない伝説の島として認知されていた。
数々の困難を乗り越え、上陸したメルセス一行。
そこに待ち構えるのはワイバーンの群れが頭上を飛び回る巨大な火山とそのふもとに数軒の民家がまとまった小さな村。果たしてメルセスは龍の群れを退け、クリスタルを発掘し凱旋することができるのだろうか。