『パパ、ママ……、どうか生きていて……』 彼女の切なる祈りに導かれ、異郷の青年“クシード・シュラクス”は旅に出る――。 　 女性のように美しい容姿を持ち、冷静な判断力と卓越した射撃技術で様々なモンスターを葬ってきたクシード。彼は突然、異世界へと迷い込んでしまい、猫耳を持つ女性と出会った。 彼女は、故郷である西の都市“オウレ”へ帰るための護衛を探している。しかしそこは、突如復活した魔神との戦いの最前線となっていた。 戦火を逃れるため、彼女は東の都市で避難生活を送るも、ある日を境に両親からの便りが途絶えてしまう。心配でたまらない彼女は故郷に帰りたいと願うが、極度の人見知りが邪魔をしていた。 クシードは彼女から護衛を依頼され、躊躇いつつ承諾するも、元の世界の武器は無力に等しい。頼れるスキルは過去の経験と機械の知識のみ。他は全て現地調達だ。 過酷な道中は彼女の心を少しずつ開き、クシードもまた、見知らぬ他人を救ってくれた彼女のために護衛の役割以上を果たす。 お互いに支え合いながら向かう彼らの旅の先に待つものは……。 　 これは、異世界へ転移したクシードが、彼女の護衛を務めながらコミュニケーション障害も改善させ、強くなった姿で親元へ帰る、成長と帰省の物語――。 ◆ご報告◆ ①活動報告に登場人物について記載しました！ 制作日記 3をどうぞご覧下さい！ ②活動報告に作品の設定と用語集を作成しました！ 制作日記 4をどうぞご覧下さい！

素人作家による創作活動のウラバナシ

　私個人のブログみたいなモノです。 　自分の作品を身近な人に読んでもらうのは、結構恥ずかしいので、裏でコソコソと執筆しています。 　私自身、これまでの人生で小説はほとんど読んだことがありません。でも、なぜか小説は書きたいと言う、謎の創作意欲が湧いています。 　そんな素人の制作過程のブログみたいなモノです。 　好き勝手に書いて行きます。 　なお、不定期更新です。

　ある日の会社帰り、酔っ払って熟睡し降車駅を寝過ごしたサラリーマン、ヒロシ。 　終点で乗務員に起こされるが、その乗務員はどこかミステリアスな雰囲気だった。 　そして、ここは別次元の世界と告げられる。 　元の世界に帰るためには、代償が必要な様だ……。 　ヒロシと別次元の住人によって繰り広げられるコメディ！