私はいつか、もしもいつか、誰かちゃんとした人が手を加えてくれて、これを本に出来たなら もしもこれが映像か何かになったなら、
苦しい小さな仕返しが完成するのだと思う。
ついでに私の夢も叶えとも思う。
復讐心なんてこれっぽっちもないけれど
あの時確かに感じて閉じてしまい込んで
そうして風化して黒く黒く醜くなった感情が
今もここにある。
過去のものとして取り扱う人がいる中で
今もまだそこに囚われている人もいる
もう行き場のないもの
誰かの忘れもの
返す先もないもの
それが帰るべきところへ帰れるように
私は私のために願って書き置きます