異世界の大都市イルモニカにあるスエル・ドバードという町に住む、紅い毛を持つ女セシリア・ルージュは、その街の酒場"ボルカ"で働いていた。
幼少期の頃に母の借金の身代わりとしてボルカに売られると、そこで生活する為に奴隷のように働き店主に仕えてきた。
そんなある日、その店主から16歳を向かえる前にある頼みごとをされてしまう。
それは、セシリアの生活を良くする為の条件として毎晩のように帝国アルダ・ラズムの兵士たちの性奴隷として振る舞うことだった...。
その数年後、変わり果てたセシリアは更なる苦しみを味わう中で...
唱えてはいけない魔法の言葉を口にした...
そして伝説とされる転生なるものが起こったのだ...
想像絶する憎しみとともに..。
~異世界を舞台にした、恋愛の持つ喜びと狂気が交わるダークファンタジー~