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桜田日奈子(20代)は1回目の緊急事態宣言が明けた2020年6月、零細企業の事務員として入社した。 しかし、そこは事務方が皆社内ノーマスクの、社長がコロナは風邪派の企業だった。 「コロナ怖い」と言いながらノーマスクで話しかけてくる先輩、梅口(20代)。 「あら?外でご飯食べるの?」と皮肉混じりに昼休憩を、社内の自分のデスクで食べるよう誘導する、社内ノーマスクのお局、角尾(40代)。 物騒な会話が飛び交う社内、それに伴って飛び交う飛沫。 悪くなる桜田の体調。 友人、彼氏からの社内マスク着用を促す言葉。 桜田は決心した…退職しよう。 ※この物語はフィクションであり、実際の人物•団体とは関係がありません。
作品情報
その他[その他] 残酷な描写あり
最終更新日:2022年05月23日
私小説 パンデミック 社内ノーマスク コロナは風邪 犯罪 モラルハザード コロナ怖い 人が怖い 潔癖症 飛沫 ご飯 洗脳 濃厚接触者 ルールと法律 退職 読了時間:約2分(898文字)