XXXX年、オーレイア共和国地下にて豊富なレアメタルが埋蔵されていることが発覚した。
隣接する国であるガルディア帝国は同盟国ではあったが、オーレイア地下のレアメタルを欲し、侵略戦争を開始する。
オーレイアは必死に抵抗を続けるものの、帝国の高い技術力や、錬度の高い兵たちの前では戦況はかなり不利であった。
ところ変わってまだ戦火の届いていないレーグス空軍基地では学生兵士を集めて訓練を行っていた。
今は少しでも兵を増やすために、14歳以上のものは男女問わず志願を募ったのだ。
フィエル・グレイシスもその一人だった。
空を飛びたいという気持ちのみを持って空軍に志願した彼であったが、訓練中に響いたレッドアラートから彼はこの戦いの前線へと押し上げられていく。