ー偶然か、あるいは運命の導きか、黄色いリュックカバーが誠司の目の前に忽然と現れた。
奇跡のような再会、そして24年前の遠い夏の日、北アルプスでの緑との出会いが甦るー
日奈子の父、誠司との死別がきっかけで見つかった緑との手紙のやり取りで物語が展開し、やがて日奈子が知らなかった父、誠司の姿が明らかになっていく。
書簡体に託された心温まるヒューマンドラマが、山岳ロマンスという新しいジャンルを切り開く。
(星空文庫にも公開しました。作品名:山の七夕 牽牛と織姫の物語)
年の差 悲恋 日常 青春 ほのぼの 現代 タイムトラベル 男主人公 女主人公 ネット小説大賞十感想
読了時間:約33分(16,347文字)