大陸有数の魔力と天性の戦闘センスを持っているのだが、本が大好きで戦いを好まない少年レイル。彼はある理由から自身の戦闘能力をほとんどひた隠しにして、魔法学園でのんびりとした生活を送っていた。しかしそんな彼にも卒業の時が迫ってきて、その魔力ゆえに魔法騎士になるべきだと強く勧められる。しかし、魔法騎士は戦いを生業とするモノ。それは性に合わないと彼は騎士になることを拒み続けることとなる。そんなある日、些細なきっかけから彼は『世界で最も危険』とされる図書館に眼をつけられて――何故か図書館でロボを乗りまわす羽目になってしまった!?
※ランブリッジ図書館 禁書管理部の全面改訂版です。