第三次世界大戦が起こった。文明が崩壊した。もう終わりだと思った時、神が降臨した。神は、魔物を生み出し、人を殺し、人にステータスを与えた。
「「ステータス!」」
その言葉が世界中で発せられた。学生、大人、老人、生きとし生けるもの。そのほとんど全てが、胸を高ぶらせながら、発した。俺も例外ではない。今は、昼の一時頃、天気予報は晴れのち曇りである。俺は、14歳学生男、名前は○○○○○である。そして、俺は学校にいる。いや、正確には“いた”か。辺りを見回すと、そこは、一面の野原、そして、半透明のボードがあった。