システムエンジニアとして働く佐倉光は、ブライト企業を旗印とするIT会社で深夜残業に明け暮れる毎日を送っていた。いつものように会社で夜を越した光は、うたた寝をしてしまう。
夢の中で自分を『ヒカリの戦士』と呼ぶ声を聞いて目を覚ますと、見知らぬ世界で銀髪の少女の姿になっていた。頭の中には体の持ち主の召喚術師・アラネスが住み着いていて、怪物を倒してほしいと頼まれる。どうせ夢だと思いながら、光は何となく協力することになる。
巨獣と呼ばれる怪物を退治したら、岩を素手で割れるようになったり、召喚体のしもべが出来たり、娘(仮)が出来たり。光は異世界の戦士様として祭り上げられ、望んでもいないのに、いつの間にか『最強の鬼神』へと近づいていく。