【詐欺師×美人令嬢の恋、詐欺事件と甘い恋愛が絡み合う】（本編88話で完結） ある日、ワンスは詐欺に遭いそうになっていた伯爵令嬢を助ける。しかし、彼の正体も同じく詐欺師。そんなことはつゆ知らず、令嬢フォーリアは簡単に恋に落ちてしまった。 「ワンス様。好きです、結婚してください！」 「断る」 「がーん！」 そんな騙されやすい彼女は、詐欺事件に巻き込まれ、すでに全財産を失っていた。詐欺師であることを秘匿したまま、ワンスは詐欺事件の解決に乗り出す。こうして、詐欺師vs詐欺師の戦いが口火を切った。 敵の詐欺師を討ち取るために、ワンスは『詐欺計画』の協力者を集めることに。集められたのは、それぞれ複雑な恋愛感情で繋がれた、五人のメンバーだった。 五人は恋をしながら、詐欺事件を『詐欺』で解決していく。 （第11回ネット小説大賞一次選考通過作） ※感想欄にネタバレが含まれる可能性があります。ご覧になる際にはご注意ください。 ※本編のみノベリズムでも投稿

第三王子エルレッドは、初恋相手であるクレア・アーレイに婚約破棄を言い渡した。 留学先で出会った男爵令嬢レベッカを隣に座らせ、その肩に触れながら「もうクレアのことは愛せない」と告げる。 ショックを受けたクレアは、泣きながら部屋を出ていってしまった。 その背中が遠ざかると、どういうわけか今度はエルレッドが泣き出した。もう号泣だ。 「あー……つらい。クレアを泣かせた……。だれか僕を殺してくれぇええ！」 「婚約破棄するって決めたのはエルレッド殿下でしょ。ほら、初志貫徹！」 　 そんな側近との会話を、彼女が聞くことはなかった。 一方、帰宅したクレアは唐突な婚約破棄を不思議に思い始める。 半年前までは仲むつまじい二人だったのに、なぜこんなことになってしまったのか。 十二年の婚約期間で培った洞察力を武器に、理由を探ろうとするクレアであったが……。 ◇◇◇ 婚約破棄をめぐり、王子と婚約者が化かし合う話です。

（本編100話完結） 魔法学園の教師ロイズ・ロビンは、教師の傍らで魔法研究を行う国一番の天才魔法使い。魔法に関しては天才的であるが、恋愛はぽんこつ。女性恐怖症を抱える魔法バカだ。 新年度。何かと不思議な女子生徒ユアを気にしているうちに、ロイズは彼女の大きな秘密を知ってしまう。その『秘密』を解明するために、ユアを助手に迎えて、共に研究をすることに。 一方、ユアはロイズに片思いすること四年。巡ってきたチャンスを逃すまいと、助手の立場を利用して、じりじりとロイズを誘惑する。 「ユラリス、俺の助手になって！」 「はい、ロイズ先生」 「あ、ユラリスと恋愛関係になる気ないから～」 「は？」 少しずつ近付く二人の距離。謎と解の二つの距離。その距離はゼロになるのか。それとも……？ ※感想欄にネタバレが含まれる可能性があります。ご覧になる際にはご注意ください。

長編小説のSSやカットした部分を置いてます。ゆるいです。 最終更新 2025年1月2日　魔法教師ロイズSS【飴色頭の父息子】

【騎士×泥棒の甘辛恋愛、国宝の盗ませ合い】 最高に美しい顔を武器にして、数多の悪女を牢屋にぶち込んできた、潜入騎士クロル。次の任務は、悪女の最高峰『女泥棒ソワール』の正体を突き止め、捕まえるというものだった。 「俺は泥棒なんて嫌いだ、近寄るなって」 「私はクロルのことだいすき～」 暴かれたら負け、美形騎士と女泥棒の恋模様。 盗んだら負け、盗賊団との盗ませ合い。 騙し騙され、盗って盗られて、恋と事件が絡み合う。最後に、誰が何を盗むのか。 （第11回ネット小説大賞一次選考通過作） ※感想欄にネタバレが含まれる可能性があります。ご覧になる際にはご注意ください。

クラスメイトのリラリーに恋をしていた僕は、卒業直前に告白をするも、素気なく断られてしまう。 さらに追い討ちをかけるように、彼女からは恋を忘れるようにと『失恋薬』を渡された。しかし、それは間違った薬。なんと『惚れ薬』だった。 解呪をするためには、一時間に一回、リラリーとキスをしなければならない。 腹黒い僕はこっそりと薬の小瓶を手に入れて、彼女に惚れて貰おうと画策する。 彼女が愛するのは、誰なのか。惚れるか、諦めるか、惚れさせるか、諦めさせるか。最後に薬を飲むのは、誰だ。 ※タイトル変更してます ※感想欄にネタバレが含まれる可能性があります。ご覧になる際にはご注意ください。