ジョハンナは子爵令嬢でありながら家が商売で損して斜陽になったため、自らの回復魔法の才能を活かして侯爵である領主の元に雇われる。
勤務の初日に自分の前世はOL、この現世では恋愛ゲームの悪役令嬢であることを思い出してしまうが、ジョハンナはOL時代の知識と常識と処世術を武器に問題を解決し、周囲から一目置かれる存在になっていく。
言動が不可思議な領主は過去の使用人に騙されかけたり仕事上でもやらかしまくるが、ジョハンナは優しい執事が何かと気にかけてくれるので頑張れる。
悪役令嬢っぽいことをしていない上に攻略対象との仲もなかなか進展しない彼女はいつしかゲームのことを忘れそうになるが、最終的にハッピーエンドが待ってくれていた。
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