工藤康義32歳
両親の事故により家伝の武術・四門流を伝承する事になった。
会社を辞めた俺は、修行のため祖父と住むことにした。
寮を引き払い家に向かう途中、壁から出てきた腕に引っ張られ異世界へ渡ってしまう。
今までいた世界とそっくりなのだが、こっちの工藤は武術は全く使えず4歳若く婚約者もいた。
仕事も護国省という、元の世界では無い省庁の職員だった。
その仕事は・・・
世界は「オリ」と呼ばれる化け物が人を襲っていた。
一部の人間は帯刀を許可され「侍」と呼ばれオリと戦っている。
そのサポートをするのが工藤と後輩牧野の仕事だ。
驚いたことに元の世界にあった剣術の流派というものがこっちには無いのだ。
もちろん抜刀術・居合という技も無い。
そしてあの優美な弧を描く日本刀も存在しないようだ。
8本の愛刀と共に異世界に渡った工藤は?
何故異世界に渡ってしまったのか?
*物情報が非常に多いです・・・
興味がない方は飛ばしてください。
日本刀・武術に関しては諸説ございますので、私なりの推察になります。
日本刀は試斬したり所有したり使った事のある刀を、なるべく出したいと思いますが、その感想もあくまでもただの個人的見解に過ぎませんのでご了承下さい。
フィクションでございますので、そこのところ御理解の上お楽しみ頂けましたら幸いでございます。
よろしくお願いします。
番外編もアップしました。