人類が宇宙に移り住んで五百年余りが過ぎたころ、防衛技術の発展により銃火器と兵器は軒並み使えなくなってしまい、戦争は剣や槍をつかった白兵戦に戻っていた。帝星マリアーテのレイラ・ハインリッヒは天賦の剣才を持ち、若くして六人いる「剣聖」の一人として皇帝マリアーテ四世の命を受け、戦火に身を投じていた。
しかしある日、マリアーテ四世が崩御してしまう。彼の正統な後継は皇帝の孫であるケヴィンだけだったが彼はまだ三歳だった。
これを好機と見て次々に反乱を起こす属国星の鎮圧に向かったレイラだったが、彼女はそこでアンドロイドの少女に出会う。
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