小さい頃から人付き合いが苦手な主人公は、人生で色々と傷つき苦しい経験から生きる楽しみも自分の価値も見つけられず、毎日をただ生きているだけの日々を過ごしていた。
そんなある日、目覚めると地獄の一つとも言われる修羅界にいた。
主人公が現世に戻るには、自分と深い因縁のある魂(ひと)を探せと言われるが、生きがいのない現世には戻りたくない主人公は修羅界に残る。
輪廻転生し、色んな想いを持ったまま現世(人生)を終えて修羅界に戻ってくる魂(ひと)との出会いや、前世との因縁と関わって行く事で、自分の在り方を理解していく。
自分だけが何か周りと違う思うのはどうしてか。努力だけではどうしようもない事をどう乗り越えるか。自信を持てないのはどうしてか。そして思い悩むのは自分だけなのか。
社会になじめない人たち、生きづらい人たちをテーマにした、シリアス + 心を癒す和風ファンタジー。
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