ちょっとそこまで買い物に出掛けました。車で十分ほどのスーパーに。
そこまではよかったんです。その帰り道、飛び出し狸を避けるために急ブレーキを踏んで――気づけば、ここはどこ? この人……誰? 的な状態になっていました。私、なぜか超絶美形の腹の上で正座しています……よ、ね?
人外の者の生活圏から、人間の生活圏に引っ越しました。住む場所もお仕事も決まりました。たくさんの借りがありますが、それを徐々に返して独り立ちできるように頑張ります!(当面の目標)
これは思考が常に迷子な主人公と結局彼女に振り回され続ける超絶美形な青年の、並行世界ライフなお話です。たぶん。