ハル・ベネットは十八歳。父が遺した【ベネット古書店】で本の修理をする毎日だったが、店の本は全て完了してしまった。生活のために商業ギルドで依頼を受けていたが、そこで初めて会った銀髪の依頼人が困ったことになっていて？？？ 天色の瞳のシルバータビーの耳折れ猫が古書店にやってきた。ハルの日常が変化していく。 ジュード・グレンは二十五歳。冒険者ギルド【月長石】のＡ級冒険者だ。過去にトラウマを持つ美青年は、人見知りで、言葉足らず。 ある時、指名依頼を受けたら、とんでもない事になってしまった。新しい出会いと日々が、彼の心に変化をもたらす。 じれったい恋愛です。優しい気持ちで見守ってください。 隣の雑貨店夫婦とのご近所付き合い、チーズ好きの冒険者ギルドマスター、のんびりコーヒーを飲んだり、ベーグルを食べたり、アイスクリーム食べたり、本を修理したり、猫がいたり(ΦωΦ)。半分は、そんな感じのお話です。シリアスな部分もあります。 登場人物がほぼ出揃い、終盤に向かっています。 ※ストーリーの中で、微ＢＬかな？と思う場面があります。キーワードに『微BL要素あり』と追加しました。主人公以外であり、あくまで『微』です。濃くはないです。

十五歳の少女・ロロは、地味に生きたい冒険者。 周りの人々に見守られながら、魔法と魔法道具のある世界で、新たな出会いとともに成長していく。 【記憶失くしの森】で見つかった八歳の少女。生まれてからの記憶はないが、ある日、別の記憶を思い出す。 ギルドの受付カウンターの角に足の小指をぶつけたことで、何故か前世の記憶の一部分を思い出した。 異世界転生したことに気がついたその瞬間から、魔法鞄が普通のワンショルダーリュックになってしまった。 誰かに相談したいけど、皆にどう思われるのか、今の幸せが変わってしまうのが怖い。 でも、魔法鞄はどうにかしたい。 これが欲しくて冒険者になったのだから。 個性的な冒険者ギルド【紅玉】の人たち。 眼福なイケメン。 美少女なのに、なんかちょっと残念な主人公。 魔力が変化しておかしな事になって、前世の記憶と混ざり合い、ロロはこれからどう生きるか。 ※R15は保険です。 ※ストーリーの中で、微ＢＬかな？と思う場面があります。キーワードに『微BL要素あり』と追加しました。主人公以外であり、あくまで『微』です。濃くはないです。

「死んだはずなのに別の体で生きてて、でもオレはオレが誰なのかも知らないし、他に行く所もないし、前は女だったのに今は男だし、異世界だし、魔法が使えるし、アレンってキラキラしたイケメンは人の話を聞かないし、 僕のお姫様 とか言ってキモいし」 「おーおー、ちょっと待て」 人身売買組織の一室から、他の子供たちと一緒に助け出されたのは、鉄紺の髪に琥珀色の瞳の美少女‥‥‥のような美青年。 彼と子供たちを助けたのは、金髪碧眼の元・勇者で、今はＡ級冒険者のアレンたちだった。 少し前に地下室で目覚めたばかりの青年は、一度死んだかもしれないこの体に転生したらしいのだが、何が何やらさっぱりわからない。 それでも、冒険者ギルド【煙水晶】のマスター　ディルクや、個性的なギルド員たちに、愛され守られ助けてもらいながら、転生したこの魔法の世界で、冒険者『アンバー』として生きることを選んだ。 自分のステータスだけ見れて、状態異常も無効化できるみたいなんだけど、これって〘ギフト〙か何かかな？ 自分で言うのもなんだけど美少女みたいな美青年。 あっさり妖精と遭遇するような精霊の愛し子みたいだし、オレは一体誰なんだろう？ ここは乙女ゲームの世界か、ＢＬ小説の世界か? 前世は女だったのに、いきなり男になってたんだけど、どうしたらいい？ オレ、このまま自由に、思うままに生きいてもいいのかな。 前世でアンバーと関わりを持つ、元・勇者アレンと白魔法使いフェリクスが、元・パーティーメンバーのルーファス等を巻き込んで、アンバーのために、裏方で頑張ります。