英雄オルキデアを母に持つ、アハト国第4王女のオリヴィア。
彼女は病に倒れ死の淵を彷徨った時に、不思議な存在と出会う。
それは異世界から転移してきた霊魂トモエ。
トモエは「オリヴィアが死んだ時、その体を使い復活できる」と知り、オリヴィアの体に憑りつく事になる。
一つの体に二人の意志が共存する、そんな不思議な同居生活を続けていくうちに、オリヴィアの諦めかけた「母のようになりたい」という夢が再び膨らんで行った。
そして剣聖を目指すため、トモエ監修によるオリヴィアの修行がスタートする。
様々な苦難を乗り越え剣士として成長するオリヴィアだが、公務で向かった隣国でナミルと名乗る異形の者と出会った。
その目的もわからぬまま、オリヴィアとトモエは彼の謀に巻き込まれて行く。
一度はその奸計を打ち破ったオリヴィアとトモエだが、ナミルは復活し自らのシナリオに二人をキャストとして指名した。
ナミルの思惑に対抗するため、そして母の姿を追いかけるため、オリヴィアは今日も剣を振るう。