友達恋人仕事、全てを得る事が出来ず社会から孤立した青年、コトブキ。彼は遠く離れた異郷の神社で、神職の娘と共同生活をする事になった。
お淑やかでしっかり者の彼女に、コトブキは次第に惹かれていく。
初めて思いを通わせ、二人で眺めた秋の月。雪の中、暖を求めて目指した秘湯の旅。人々の平穏を願い、祈った春の海。心を裸にして、酔いに身を任せた欲望の夜。
徐々に仲を深めていく彼らに、突如として突き付けられた残酷な現実。
強者だけが幸せになれる世の中で、彼は思いを伝える事が出来るのか。
四季折々の自然と将棋の駒を奉る神社で織りなされる、ちょっと不思議な和風恋愛ファンタジー!
全12話+プロローグ&エピローグ構成です(1話15~20分で読めます)
*一部、性的なシーンがあります。苦手な方はご注意ください
*また、本作品で出題される詰将棋はネット上で閲覧されている物を参考にしています。本小説に著作権はございません。(また、目次下に詰将棋の引用について、リンクを貼っています。ご参照下さい)
*プロローグとエピローグに詰将棋は出ません。詰将棋を絡めた話を読みたい方は1から12を、ストーリーも楽しみたい方はプロローグから読むことをお勧めします。
身分差 日常 近未来 男主人公 和風 ライト文芸 シリアス 美少女 成長 神社 四季 同居 微エロ 巫女
読了時間:約203分(101,314文字)