15年前に冥王から世界を救った英雄アーサーを父に持つオーランドは、父を英雄とは知らない村の人々に囲まれ優しい両親と妹の家族4人で平凡な日々を平和に暮らしていた。
しかしオーランドが14歳となったある日、父の旧友であり戦友でもある騎士ギルバートが父に会う為に村を訪れる。
北の国々に動乱の気配があり、その背後にアーサーが倒した冥王の眷属達が暗躍しているとの噂が出ている。
ギルバートはその調査に任じられたが、アーサーの助力を乞いに村にやって来たのだった。
アーサーは話を聞き、その調査のために旅立つ事を決意する。
アーサーとギルバートが旅立った半年後、北の動乱が始まった。
オーランドは父の不在を護るべく剣の修行を始めていたが、また新たなる来訪者の訪れと共に平和な村に忍び寄る冥王の影があった。