主人公 護守 蓮(ごのかみ れん)は幼い頃事故に遭った。生きるか死ぬかのその事故によって、両親を亡くしてしまった。そして隣にいた妹を庇い、自身も瀕死の重傷を負う。心臓は停止。死んだも同然の状態であるレンを救ったのは、この世界で幅を利かせているアーティファクト管理/生産会社リドゥだった。失ってしまった心臓に、アーティファクトとして生産した人工臓器を移植する手術を行った。無事に心臓を取り戻し、九死に一生を得たレンだが、その手術は、いや、その事故から手術までの流れは彼を嵌めるための罠だった。その臓器は、リドゥの技術によって"活動"と"停止"を遠隔操作できるものであり、レンはその会社の傀儡と化していた。
レンは、生きるために。妹を守り抜くために。この不条理な世界に挑み続ける。