「うぉぉぉぉ、俺が一体何をしたって言うんだぁぁぁ」
響凶夜(ひびききょうや)は絶賛不幸のどん底にいた。
家庭の事情で大学を中退、大した金も無く、いや…それどころか親の残した借金のせいで凶夜の元には日夜 眼光の鋭い借金取りの面々が「借りたものはキッチリ返せ」と押しかけて来るレベル。
「…これを打開するにはどうしたらいいんだ…そうだスロットだ! これしかない…一発当てて借金なんて完済してやるぜっ…」
ごくり、と喉を鳴らし あまり深く考えずスロットに全てをかける。
無知とは恐ろしいモノである。スロットくらいじゃ一発当ててもどうにもならない…
しかし、それは異世界への入り口だった。
そこで出会ったのは、厨二病を拗らせた魔眼マニアや、頭が可哀想な自称魔物使いの少女の面々…。
「俺は一体どーなっちまうんだ?そしてここはどこなんだぁぁぁぁーーーー!」
異世界バトルコメディです!
※結構前にも小説家になろうで書いていたのですが、アカウントが分からなくなってしまったので、再投稿です。