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連載 4エピソード
大乱が終わり百二十年。 雁(がん)と呼ばれる大陸では、人と八十六の神が暮らしていた。 人は神を崇め、文武神は人を守る。それが雁の仕来りだ。 ここ仙楽(せんらく)という山間は、神の使いと呼ばれる『神獣』達が試練を乗り越えるために切磋琢磨する場所である。 神の眷属である神獣は、時に鬼を殺し、時に自然災害を食い止める。 位、『疑獣』『霊獣』『幻獣』『仙獣』『節獣』の上位、幻仙節の獣のみが天界へ登れる中、下位の神獣達は呼ばれるまで仙楽で修業をし続けるのだ。 だがここに、八百年もの間『疑獣』で居続けた変わり者がいる。仙楽での修行も、試練も、全くもって意味をなさなかった神獣だ。 これは、そんな落ちこぼれ神獣の……子燕と呼ばれた彼の話である。    ✥ ✥ ✥ *ほとんど自己流で書いています。 *がっつりBLですが、ピュアなのでご安心ください。 *作者の趣味、故に投稿頻度は遅めです。 *一話の長さは五千字ぐらいを目安にしています。 *この物語はフィクションです。中国文化について詳しくないので、意味は深く考えないでください。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸] R15残酷な描写ありボーイズラブ
最終更新日:2025年01月07日
ほのぼの 男主人公 神/神獣/鬼 中華ファンタジー 武官/文官 法力/呪力 アジアン たまにシリアス 読了時間:約45分(22,127文字)