サラス暦193年、地球。
世界統一連邦率いるマシナリィ兵装トランスマシーン軍団、レギオン・インペリウムと。
最後の人類マリオネットの、ネメシス=ベルナール家である異能の子供達、ラヴィッスマンの熾烈な戦いが長年続いていた。
レギオン帝国のマシナリィ兵団はクローンで繁殖した数多の軍隊である。
しかしラヴィッスマンは一騎当千の能力使いであるから決着が付かない。
レギオン帝国の同盟軍であり、膨大な商業連盟を運営するアラレス商団は、マシナリィのトランスヒューマニズム化兵装を請け負う軍産複合体であり医療産複合体でもある。
痺れを切らしたレギオン帝国とアラエ商団は質の高い兵士を造り上げるプログラムとして禁忌の共同開発をした。
ラヴィッスマンと対抗できる少数精鋭の子供達の育成
地獄の兵隊ネウロパストゥム計画が実行された。
全てが鉄と電子コンピューターでコネクトされた世界で。
その戦いの意味とは。
支配の摂理とは。
アジェンダの行き着く先に一体何が起きようというのか。