とある休日の午後、新城剣は空き地の土管で寝そべっていたところ何かが落下しその衝撃で転げ落ちる。 　起き上がってみれば空き地の真ん中にはクレーターができており、そこには見たことない金属でできた生命体、エヴォルダーが倒れていた。 　奇妙な存在に興味を惹かれた剣はそのまま連れて帰ろうとするが、その時背後から首元へ刀を突きつけられる。 　はたして剣の運命はいかに…… 　こちらに表紙を描きました https://www.pixiv.net/artworks/82756133 ※この作品はノベルアッププラスにも掲載しています。

　抜忍であるクノイチ、高垣千代をひょんなことから拾うこととなった鳳龍臥。 　彼は世に蔓延る妖魔を倒しつつ、母親の仇を見つけるべく日々を過ごしていた。自分の生活が非日常であることを自覚しながらその先に待ち受けるものを真正面からぶつかり、進んでいく。

　魔王軍と戦い、戦を有利にするためにシショウ王国の王、ショウは異世界の死者の魂を呼びこの世界に呼び出そうと儀式を始める。 　そこに現れたのは中性的な顔立ちをした男、アギトだった。 　この国のため、ひいては世界のためにと協力を願うショウだが……

　祖父を亡くし、天涯孤独の身である鳳龍臥（おおとり　りゅうが）は雨の日に墓参りに訪れた際、異次元道化師と名乗る謎の存在により見知らぬ世界へと送り込まれる。 　混乱する中、最初に目についたのは自殺した仲の良かった女性と瓜二つな風峰響（かざみね　ひびき）と出会う。異次元道化師は彼女の頼みにより龍臥を呼び出したのだと言う。 　そして彼女の住む鉄華領の隣国、テラサイトの甲冑騎士たちに狙われこれを撃退する。 　その後龍臥は響とともに鉄華領の領主の元に行き、戦のための助っ人として力を貸すことを決める。 　この物語は、龍臥が悩み、傷つき、葛藤し……そして明日へと歩むための物語である。 　＿＿この物語は、彼が苦悩し、迷いながら進み、救われるための話である。（ノベルアッププラス にも連載中です。

　そんなに遠くない未来、世界中で大災害がおこった。その災害はどんな機械でも観測できず、人々はただ逃げ惑い命を奪われていった。そんな災害から三年の時が経ち人々は復興に力を入れていった。そんな最中、大災害の日から超能力者が現れたという噂が溢れた。人々は最初はなで笑っていたがことが起きた。 　後の世に悪魔憑きと呼ばれる異能者が現れ、復興をしている人々を襲った。このことから悪魔憑きを覚醒させたと思われる大災害を人々はパンドラの箱を開けたような災害としてパンドラカラミティと名付けた。 　そして時はさらに八年後、一つの病院から始まる……

　活発な女子大生、鳳怜奈は人助けをするのが常だった。 　ある日、彼女は女性に性的暴行を加えようとした悪漢に立ち向かうが、不意打ちでスタンガンを受けて窮地に陥いる。 　そんな中、重傷を負っていた謎の男性、八神朗人に彼女は助けられる。 　助けてもらったお礼にと怜奈は朗人の手を引き自分の家に連れ帰る。