「キチンとしたろくでなし」「無自覚な人たらし」「僕っ娘の呪いをかけられた奴」そう呼ばれる里中裕人は、高校時代の同級生から、21歳なのに中学生にしか見えない可愛い僕っ娘の神大路加奈を紹介される。友達として加奈と付き合い始めた裕人は、彼女の魅力に嵌り、やがて彼女と深い仲になってしまう。もともと裕人には麻木美緒という恋人がいたが、やがて彼女も裕人の裏切りに気付き、事態は思わぬ方向へ進んでいく。スマホもSNSもなかった1990年代が舞台の加奈と裕人、そして、もう一人の僕っ娘、岩倉智子の物語。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
スクールラブ 青春 私小説 僕っ娘 1990年代
読了時間:約71分(35,360文字)