「治療は必ず成功させる。」 　　　 それが彼のモットーだ。 彼は少女の治療に失敗した。末期患者だった。

ただ毛深いだけの大男な高校生が、目覚めたら異世界にいた。 それだけでなく、体はもっと大きくなり、もっとまっと毛だらけなって、なんと狼男になっていたのだ。 だか高校生は落ち着いている。 ーーーーー 世界に選ばれた占い師の金髪美少女のアリスだよ☆選ばれ者なんだよ☆でも占いをすると死んでしまうの☆だから逃げたの☆皆んな追いかけてくるから必死に逃げたの☆怖かった☆でも森に入ると誰も追いついてこなかったの☆ 「これで自由だー！」 ーーーー 教室の床に怪しく光る魔法陣が急に現れたと思ったら、次の瞬間には王城にいた。長い赤い絨毯の先の豪華な王座に座る爺さんが叫んだ 「おお！よくぞおいでになられたぞ、勇者達よ！魔王を倒し世界を救ってくだされ」 …勇者パーティーは王様のお願いを承諾した。 ーーーー 自分は何で生きているんだろう。分からない。 デブ、ストレスで100円だまハゲ、ブサイク。 そんな鬱なこと考えて寝る。 転換期。翌朝、僕は美しくなっていた。 ーーーー 俺はただ家にいた。そしたら家の壁トラックが突っ込んできたんだ！ 即死じゃなかったよ。クソ痛かったよ！ つまり死んだよ！！ファ◯キュー！！！ 「あうあー（それが俺の最後だった）」 ーーーー 5つの異世界人の物語が溶け合う。 下から転生、転移、召喚、憑依、そして帰還。 全員がこれからの異世界生活の為に、それぞれの手段で世界を救うドロドロ系弱ホラー小説かも？

メアリー・スー それは理想の自分。 だけど成りたいとは思えぬ程に強力なキャラクター。 そんな、変な妄想する主人公に転換期が訪れた。 クラスを巻き込んだ典型的な勇者召喚。 そして、ある激戦の中で死人と扱われる。 落下。 そして、1匹、もしくは1人の狼男になった。 そこから始まる本来の人生。 世界に選ばれし礎の聖女と意味深な絶望世界を救いだす白い悪魔のモノガターリ。