地元を離れて職を探すクレアは、一枚の紙に目を止める。
容姿や身長を細かに指定している、その仕事内容は、町では知らない者のいないローレライ家のご令嬢、アイン・ローレライのお世話だった。
しかし、アインの噂は悪いものばかりで、たった一人の使用人を雇うにも長い時間がかかっているらしい。
クレアは噂に脅されつつも、ローレライ家の門を叩く。
並み居る希望者たちの中、クレアはローレライ家の使用人として採用される。
実はクレアはアインが探し求めていた「モブキャラ」だったのだ!
この作品は【コミック原作大賞】「魔法のiらんど大賞2022」小説大賞&コミック原作大賞 応募中の作品です。(https://maho.jp/works/15592098914039775865)