作品一覧全2件
連載 完結済 42エピソード
その背に無数のゾンビを乗せ、人々を襲い続ける幽霊鯨。 それは、かつてジーノの故郷だった。 ここは海の中の世界。 人々は鯨の背中に乗り平和に暮らしていた。 海鯨隊として、人と鯨を守っていたジーノは幽霊鯨に襲われ深海へと落ちてしまう。 そこで待っていたのは同じくゾンビを乗せた子鯨リタだった。 リタの願いはただ一つ。 人をたくさん乗せ、一緒に暮らすこと。 幽霊鯨とは真逆の思想を持つリタを警戒しながらも、あまりの無邪気さにジーノは拍子抜けしていく。そんなリタと交流していく中、ある問題があることをジーノは知る。 人がいる浅海にリタを向かわせることは正しいことのか。 選択が迫られていた。 幽霊鯨リタと幽霊鯨を追う少年ジーノが織り成す ファンタジー×ミステリー 幽霊鯨はなぜ生まれ、何を目的としているのか。 幽霊鯨の正体は。 幽霊鯨を巡る物語が今ここに。 ※ミステリーは、サスペンスではなく、謎、不思議なという意味で使ってます。推理小説ではなく、ファンタジー小説です。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年09月21日
シリアス 男主人公 人外 ミステリー SF ゾンビ 読了時間:約268分(133,695文字)
連載 完結済 45エピソード
人は誰しも願いを持っている。けれども、それが美しいものだとは限らない。 仮初めの願いを叶え、人に寄生する異形の化け物ナイトメア。 ナイトメアを浄化することができる唯一の存在、希灯師(きとうし)。 ナイトメアを浄化することは同時に人の歪んだ願いを見ることでもあった。 少年は希灯師として多くのナイトメアを浄化してきた。 時には切り捨て、時には寄り添って。 理由というものは存在せず、ただ命令を遂行する機械のように。 そんな少年は一人の少女と出会う。その少女は死んだはずの妹と瓜二つだった。 時を同じくして、各地でナイトメアの急激な増加が起きていた。少年は原因を探るためナイトメアを浄化しつつ、同じ時期に現れたこの謎の少女の監視役として共に過ごすこととなる。 少年の目を通して、人々の自分を破滅させるほどの強い願いを。 少女の目を通して、少年の歪さを。 そして、世界の秘密をまのあたりにする。 完結を記念いたしまして、「付属 作者による簡単な世界観説明」を追加いたしました。 あらすじや序章を読んで、よくわからなかったという方はこちらをご覧いただくとわかりやすいかと思います。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年09月10日
シリアス ダーク 男主人公 ボーイズミーツガール 読了時間:約319分(159,471文字)