先が見えない。
人生において、それは誰しも同じことだろう。
辛いとか悲しいとか、被害者ぶるのも良くないのだと思う。
でも、誰かが側にいてくれるなら。
誰かが共感して「そうだね」って一言くれるなら。
もしかしたら、少し楽になるんじゃないかと思った。
私でない誰かが、代わりに人生を振り返ってくれるなら。
私でない誰かが、代わりに将来を考えて進むべき道を準備してくれるなら。
どんな未来が待つか分からなくても、怯えて一歩も進めずにいる今よりはマシなんじゃないかと思った。
なあ、代わりに私を背負ってくれるかい。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
日常 学園 職業もの 現代 未来 エッセイ
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