あれは俺がまだ唯の学生だった高校1年生の秋。突然頭の中に現れた神と呼ばれる存在にとある異世界を救えと指示された。その世界は数多ある全ての世界の頂きに君臨する世界、名はデランドラ。その世界を救う為に神なる存在からスキル【絶対なる恩寵】を授かり長い年月をかけた戦いの末、デランドラを救った。その後、元の世界、元の時間に戻され、高校生活を送っていたが頻繁に神から呼び出されては、有無を言わさず様々な異世界に送り込まる。その度に問題を解決するまで元の世界に戻さないと脅される為、渋々異世界を救う生活を送っていた。しかし最初に送り込まれた異世界デランドラに比べて歯応えのない異世界の数々。スキル【絶対なる恩寵】を駆使して短期間で問題を解決させる物語。