作品一覧全5件
代表作 連載 68エピソード
生まれつき病弱だった少女は、叶えられなかった“夢”を胸に静かにこの世を去った―― それでも想いは消えず、異世界で新たな人生を授かる。 目覚めた先は、魔法が当たり前のように存在するノルディア王国。 名門・エルステリア侯爵家の令嬢「シオン」として生まれ変わった彼女は、再び夢を追うことを決意する。 だがその手に宿っていたのは、炎でも雷でも癒しでもない―― “歌”によって奇跡を起こす、不思議な力だった。 詠唱も、魔法陣も必要とせず、歌に想いを乗せたときだけ光るその力。 他の子どもたちとは違う、けれど確かに魔法と呼べる力。 しかしそれは、学院に入るまでは誰にも明かされることはなかった。 王立セレナリア学院への入学を機に、シオンの静かな日々は動き出す。 初めての友達、初めての挫折、そして初めての“共鳴”。 やがてその歌は、癒しとなり、希望となり、やがて“ステージ魔法”という新たな名を与えられる。 貴族社会の偏見、王宮や教会の監視―― 数々の困難が待ち受ける中で、それでも彼女は歌い続ける。 誰かの心に届くことを信じて、自分だけの夢を抱きながら。 これは、“歌の魔法”を武器に、 異世界で“アイドル”という存在を根づかせていく少女の物語。 希望を灯し、夢を奏でる―― そんな彼女の歌が、やがて世界を変えていく。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月25日
ネトコン13 集英社小説大賞6 123大賞6 スピアノベルス大賞1 パッシュ大賞 アイリスIF7大賞 ほのぼの 女主人公 中世 チート 魔法 HJ大賞6 BK小説大賞 スローライフ 聖女 読了時間:約607分(303,090文字)
連載 13エピソード
コンビニでおにぎりを買っただけの女子高生が、 理不尽にも異世界へと“転移”させられた。 しかもチートも救済もナシ。 あるのは、泥水、空腹、そして――“読者(神)”の目線。 「面白そうだから選んだ」 そう言い放った“創世の女神”に運命を弄ばれ、 主人公は生き抜くため、絶望の森をさまよう。 だが、物語の展開は―― “あなた”の選択で変わる。 生かすか、殺すか。 奪うか、与えるか。 それを決めるのは、読む“神々(読者)”だ。 これは、見られる人生に抗う少女の物語。 『異世界に強制転移させられた私。え?異世界チートとか何も無いの?神様(読者)達次第?ナニソレ?!』
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月21日
ダーク 女主人公 西洋 中世 サバイバル 神様に遊ばれる系 メタ構造 読者参加型 理不尽系主人公 ざまぁ無し 鬱展開 読者が神様 冒険じゃない、生存だ 希望ゼロの異世界 女子高生主人公 読了時間:約52分(25,873文字)
連載 完結済 8エピソード
あの日、君と出会って、世界がすこしだけ優しくなった。 写真を撮ることをやめた青年・結城蒼司(ゆうきそうじ)は、妹の遺したカメラを手に、地図アプリの偶然に導かれるように海辺の町を訪れる。 そこで出会ったのは、白いワンピースにスケッチブックを抱えた少女・灯(ともり)。 「来年の春は、たぶん見られないから」 そう笑う彼女は、限られた時間を穏やかに、けれど確かに生きていた。 ふたりで過ごした短い夏の日々。 それは、誰にも知られない祈りのような、やさしくて、切ない時間だった。 「生きていて。……私のかわりに」 彼女が遺した手紙と、言葉と、最後の願い。 それを胸に、彼はもう一度、レンズを空に向ける。 君のいない世界で、君を想いながら生きていく。 これは、一度だけの恋と、永遠に残る記憶の物語。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月12日
和風 現代 青春 恋愛 切ない恋 余命 闘病 一夏の思い出 写真 手紙 涙腺崩壊 出会いと別れ 静かな物語 感動 癒し系ヒロイン 読了時間:約43分(21,394文字)
連載 完結済 7エピソード
祈ることで人を癒す“聖女”として、私はこの世界に迎えられた。 誰かの命を救うたび、自分の命が少しずつ削れていくのを感じながら、 それでも私は、祈り続けていた。 そんなある日、重傷の少年が運び込まれた。 初めて心から「助けたい」と願ったとき、 私の祈りは彼に届いた――そして、彼は言った。 「……ありがとう、ミア」 名前を呼ばれたその瞬間、私は初めて“私”になれた気がした。 これは、“聖女”としてではなく、“ひとりの少女”として恋をした、 私だけの祈りの物語。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月10日
西洋 中世 異世界恋愛 聖女 恋愛 癒し 静かな恋愛 一人称 アイリス風 初恋 恋の芽生え 祈り 女性主人公 優しい恋 読了時間:約22分(10,534文字)
連載 完結済 10エピソード
昼と夜が決して交わらぬ世界。 太陽の名を持つ少年・ソルは、掟に従い光の民として育てられてきた。 一方、夜に祈りを捧げる巫女・ヨゾラは、星と語らいながらも誰とも心を通わせることなく、孤独に夜を守っていた。 そんなふたりが、境界の丘で出会ってしまった―― ほんの偶然のような、それでいて必然のような“ふれあい”。 昼と夜、光と闇。 世界が許さない恋のはじまり。 「出会ってはいけないって、わかってた。 それでも、君に会いたかった」 星の箱庭、封印の儀式、そして年に一度の“薄明の刻”。 空に祈ったたったひとつの想いが、ふたりを繋いでいく。 ――これは、太陽と夜の狭間で恋をした、少年と巫女の物語。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月10日
異世界恋愛 ファンタジー 切ない恋 禁断の恋 巫女 一途な想い すれ違い 少年少女 運命に抗う 完結済 星 空 太陽 夜空 読了時間:約24分(11,872文字)