父より家督を譲り受け、辺境伯となったウィリアム。
自領で静かな暮らしを送りたいウィリアムであったが、辺境伯ほどの地位となれば貴族との社交界での関わりも、政治への参加も必要不可欠だった。嫌々ながらも着実に実務をこなす彼はいつしか貴族たちから「堅物辺境伯」の名で呼ばれている。
第一章「聖女隠匿編」 完結
そんなウィリアムの前に現れたのは聖女アリス。アリスはその能力故に国王から追われており、ウィリアムは国王の企てを阻止するべく家族の反対を押し切り自領に彼女を匿う。国家間のバランスを変えかねない聖女の力を、ウィリアムが守り抜くお話。
第二章 「農賀祭編」 完結
ハプロフ王侯最大のイベント“農賀祭”を辺境伯領で行うと告げられたウィリアム。準備は順調に進み7日間ある農賀祭をアリスと共に楽しく過ごしていた。農賀祭3日目、王都より緊急の情報が―――クロムウェル帝国連邦がハプロフ王国に侵攻を開始したのだ。
この国難に、ウィリアムは平和を取り戻すべくアリスと手を取り合い立ち向かう。
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