幼い頃、親に捨てられ、とある孤児院に引き取られた俺は騒がしくも暖かな日々を過ごしていた。だが、「妖」という異形の化け物により俺の生活は一変した。
世界が持っている二つの顔。表の世と裏の世、人間の存続をかけた戦いが、始まった。
『護り人』に『止まり木』、『鬼』に、『五凶』。わからないこと、知らないことだらけではあるけれど、…
家族の仇を打つためならば、俺はどんな苦しみも厭わない。全ては『邪』に属する者を全て消し去るために!!
そして明かされるこの世界の真実。
俺に隠されている一つの謎…
明かされた結末は、決して優しいものではない。
だが、悲しいものとも言い切れない。
胸を打つのは、共に駆け抜けた戦場の日々。
*そんな物語を、俺と見る気はありますか?