幹線道路沿いの歩道に設置されたベンチに座っていた14歳の少年。
そこで不思議な青年と出会う。
全身黒の服装で白髪。
手には黒い杖を持っていた。
顔立ちは男性とも女性ともいえない美しい人だった。
「ぼうず、この人は霊能力者だから一緒に居たら面白いことがあるぞ!」
白のスーツに薔薇柄の模様が入った派手な怪しい源さんというおじさんが間に割って入って来た。
その源さんに促されその青年と行動を共にする事に。
幹線道路を挟んだ向かいのビルで事件が起きる。
今にも飛び降りそうな人がビルの屋上で叫んでいる。
青年と二人で人垣を割って輪の中央へと向かう。
すると青年はしゃがみ込み杖を振るとそこには地面に張り付いた女性が現れた。
立体感は無い地面に描かれた絵のようだった。
悪霊だ・・
さてこの青年はあの怪しいおじさんが言っていたように霊能力者なのか?
怪しいおじさん、源さんは何者なのか?
僕はどうなるのか?
物語は急展開を迎える。
全3部作のプロローグ!
物語は意外な方向へと向かいます。
お楽しみ下さい。
伝奇 日常 ミステリー
読了時間:約32分(15,880文字)