生前、友人や恋人に裏切られ、家族に保険金をかけられ人間不信になったあげく命を落とした心也
目が覚めると、そこは「裁定の間」とよばれる場所だった。
「裁定の間」の管理人に
人生は1回きりで終わるほど、優しくはないと言われ、休息期間を得た後、次の人生を送るよう促されてしまう。
心也は生前の記憶と人間不信から、転生を拒んでしまう。
転生の拒否は無を意味する事になる。
苦しむ事を経験するのなら無でも構わない!と決意表明するも、英断ではないと言われる。
折衷案として、休息期間の1年間、異世界体験してみない?と
人間不信の心也が休息を利用し、1年間の期間限定で異世界に転生する事に!
人との関わりを持たず生きていこうと決意するも、孤児と出会い、手を差し伸べ救ってしまう。
自分がいなくなった後、残された孤児が生きていけるように限られた時間の中で四苦八苦する物語