「お前、もうそろそろ真面目に勉強しないと進学出来ないぞ」 檜垣悠真は放課後の補習を受けていた。 ようやく補習が終わり夜遅くの学校から家に帰ろうとした時、 「あれは、なんだ?」 これはここから始まる恋愛ストーリーである。

ウェストリア王国とイーストリア王国は大昔戦争をしていた。 その際、セントリア王国が仲介に入り、戦争は終結したと言う。その後セントリア王国はニ国の国境の間に壁をつくり、何千年もの間、平和だった。 しかしある日、国境の町にイーストリア王国が攻め込んできた。これを機に戦争はまた始まってしまう。 そんな中、この状況をおかしいと思う者がいた。 これは、そんなことを思った少女の物語。