高校二年の俺は昔、小説を書いていた。だけど誰にも見られたくない。終礼が終わった後、俺は教科書を出そうとした。そのとき、昔書いていた俺の小説が床に落ちる。絶対に誰にも見られたくないから急いで拾おうとした。だけど俺が拾う前に、一人の女子生徒がそれを拾う。学校一の美女、新里玲花だ。しかも玲花は小説を書いていて、ネットですげぇ人気。玲花は俺に『その小説読ませて!』と言ってくる。絶対に見られたくなかったけど、断れなかった。玲花の感想は『ひどいね』だった。その次にスマホを出してきて『メール、繋ご』と言う。俺は黙って玲花の言うとおりにした。そのあと、玲花が小説の書き方を教えてくれると言ってくれた。でももう小説書きたくないのに……。