2025年6月28日(土)より、コミカライズ版第一巻が発売されました!
お読みいただいた皆さん、本当にありがとうございます。
そして本作を今後ともよろしくお願いいたします。
唯一無二の力を手にした少年は、追放された王女と共に異世界を歩む。「必ず君を英雄にしてみせる――この力で」
報われない現実から突如として異世界へと導かれた少年シン。彼はそこで世にも美しき孤独な王女ラスティアと出会う。
今いる場所がかつて読んだ物語「エルダストリー」とよく似た世界であることを知り胸を高鳴らせるシンだったが、持たざる者として生まれてきたラスティアには過酷な宿命ばかりが待ち受けていた。
「エルダストリーを安寧へと導く」という一族の使命を果たすため王への道を歩み始めたラスティアに心惹かれていくシンは、与えられた力で彼女の助けになろうとするが……。
やがてシンは知ることになる。自分が「絶対者」として畏怖される存在であることを。そして、世界を混沌へと陥れんとする闇の創造主アヴァサスとその崇拝者たちの存在を。
なぜシンは導かれたのか。エルダストリーとはいったい何か。幾多の謎を背負い、少年は宿命の少女とともに戦乱と陰謀渦巻くエルダストリーの地を生きてゆく。
現在コミカライズ版の発売に伴い、執筆を中断しております。コミカライズ版の第一章(18~20話)終了後、展開についてあらためて検討したのち、再開する予定です。