作品一覧全14件
代表作 連載 完結済 60エピソード
【第一部あらすじ】 伯爵家の長男として生まれたベルナール・レインバードは騎士として日々励んでいたが、訓練中の事故により騎士としての道を閉ざされた。騎士団を退団したベルナールは弟の夢を叶える為、再び次期当主として立つ事を決意する。 同じ頃、伯爵家の長女として生まれ次期当主となるはずだった『氷の令嬢』ウルスラ・アッシュフィールドは婚約者が自分の妹と子を成した事をきっかけに己の婚約を自ら白紙に戻した。 常に無表情なウルスラは淡々と妹に全てを譲り、胸中で家を出る事を決意する。 互いに『傷』を抱えた二人が出会い、絆を深めて結婚し、共に生きていくお話。 【第二部あらすじ】 結婚後、レインバード領で新たな生活を始めた二人に届いた二通の手紙。 伯爵令嬢マリアンヌと騎士見習いのマイケルという二人の子供を預かる事になった二人は、初めての事ばかりで戸惑いながらも、日常の中で生まれる問題に一つ一つ向き合っていく。 『傷』を癒した二人が新たな一歩を重ねていくお話。 ※短編「伯爵夫人は笑わない」を長編用に練り直した作品となります。多少短編版と異なる点がありますが大筋は変わりません。 【電子書籍化】第一部が2024年4月28日エンジェライト文庫様より刊行となりました。表紙は鈴木理華先生が担当して下さいました。よろしくお願いします。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月28日
西洋 ハッピーエンド 恋愛 貴族 元騎士 伯爵 伯爵夫人 令嬢 読了時間:約432分(215,870文字)
短編
【電子書籍化記念】 自らの失態による婚約破棄という経歴によって社交界で冷遇されていたレクスター・ルクス子爵。 レクスターに請われそんなルクス子爵家に嫁いだ美貌の貧乏令嬢リュシエンヌ。 紆余曲折を経て今ではレクスターの名誉はそれなりに回復し、二人は穏やかに新婚生活を送っていた。 そんな頃、自ら商会を運営しているレクスターは商会の皆からもっときちんと休むべきだと言われて強制的に明日から三日間の休暇を取らされる。 帰宅し、買い物に出かけた妻リュシエンヌを待っていたレクスターだったが……。 短編作品「子爵夫人になりましたが夫が冷遇されています。」の続編です。電子書籍版の流れも汲んでおります。 お話は独立しておりますのでこちらのお話だけでもお読み頂けますが、前作の短編作品をお読み頂くとよりお楽しみ頂けるかと思います。 ※前作短編小説はリブラノベル様より電子書籍にて刊行しております。 「子爵夫人になりましたが夫が冷遇されています。~冷遇上等! 見た目は儚げ、中身はスパダリ──たくまし令嬢の幸せな結婚生活!?~」 現在シーモアより先行配信中(特典SS付き)、他ストアでは4/18より配信となります。 よろしくお願いします。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月13日
西洋 貴族 結婚 新婚 読了時間:約12分(5,638文字)
短編
町外れにあるカフェの一番奥のボックス席。 そこがニコラスがレベッカとのいつもの待ち合わせ場所だ。 昼間でも営業しているのかわからないくらい店内は薄暗く、店主も店員も愛想など微塵もなく、おまけにコーヒーが泥水みたいに不味い。 そんなカフェでニコラスはレベッカに問う。 「で? 今日は何やらかしたんだ、クソ女」 ニコラスの問いに、金髪美女のレベッカは、見てほしいものがあるのと可愛らしくにっこり笑った。もう嫌な予感しかしない。 そんなニコラスとレベッカのいつもの日常。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年03月29日
ネトコン13 男主人公 現代 日常 悪魔祓い 男女バディ 読了時間:約16分(7,599文字)
連載 完結済 17エピソード
アレクサンドラ・ジェッテ・ブランシェス侯爵令嬢、通称レディ・アレクサンドラは、盛大な婚約破棄騒動後、未だぼっち生活を継続していた。 ひとりぼっちのアレクサンドラを慮ってか、悪魔はある話題を口にする。 曰く『城の離宮に幽霊が出る』というものである。 その話を聞いたアレクサンドラは王宮に昔からある王宮七不思議を悪魔に教えるが、その翌日、母と共に登城すると城の様子が何やら慌ただしい。 話を聞くと西の離宮前で死体が見つかったという。 事件性はないらしいが場所が場所だ。 アレクサンドラは今回の件と七不思議に便乗して何か別の事件が起こっては面倒だ、という言い訳を胸に己の好奇心の求めるまま現場検証に乗り出す。 かつて王の不興を買って軟禁の末に病で亡くなった側妃が使用していたという曰く付きの離宮。 死せる夫人の廃離宮でアレクサンドラが見つけたものは……。 ※ネタバレ回避のために感想欄を閉じておりましたが3/28解禁しました。感想欄でのネタバレについてはご配慮頂けますと幸いです。
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推理[文芸]
最終更新日:2025年03月21日
ネトコン13 123大賞6 パッシュ大賞 西洋 BK小説大賞 ESN大賞8 SQEXノベル大賞2 異世界 ファンタジー 令嬢 王族 悪魔 読了時間:約126分(62,820文字)
短編
とある子爵家に嫁いだ儚げな美貌の令嬢リュシエンヌ。 結婚誓約書にサインをするだけのごくささやかな結婚式も、夫から告げられた「君を愛することはないだろう」という言葉も、彼女は穏やかな心で全て受け入れた。 何故なら貧しい男爵家に生まれたリュシエンヌは、自分はいつか顔の良さを活かしてどこかの貴族の後妻か妾になるものだと思って生きてきたので、こんな『普通』の結婚が出来るなんてそれだけで幸せだと考えていたのである。 夫が過去のやらかしによって伯爵家から追放されていても、それ故に貴族達から冷遇されていても、リュシエンヌは持ち前のバイタリティを武器に強く・しぶとく・逞しく、時に激しく生きていく。 ※電子書籍は3/25よりシーモア様より先行配信中。他ストアでは4/18より配信開始。 ※コミカライズ企画も進行中です!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月12日
西洋 ハッピーエンド 貴族 結婚 恋愛 読了時間:約51分(25,420文字)
短編
宮廷に勤め始めて三ヶ月目の文官であるエミリアン・ブラントームは非常に葛藤していた。 エミリアンは公文書を作成する文官として取り立てられたのだが、配属された部署の空気が何だか殺伐としていたのである。 その理由は二、三日も働けばよくわかった。 配属された部署は貴族の婚姻に関する書類の発行を主に担当しており、最近は激務が続いていたのだ。 それと言うのも、昨今貴族家の婚約が破棄されたり他家と結び直されたりというのが頻発していて、この部署では大量の書類の書き直しを余儀なくされているからである。 貴族の婚約破棄が相次いでいるとある国。 その裏側で、余波を浴び、憂える宮廷勤めの人々の短いお話。 ※拙作『憂える貴族子息達』と同じ世界観ですが、厳密な続編ではありません。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年10月13日
ネトコン13 男主人公 西洋 聖職者 騎士 読了時間:約21分(10,018文字)
短編
ジレ子爵家の嫡子エルヴェは非常に困惑していた。 学園への編入初日にして有力貴族の子息達に目をつけられてしまったのか、寮へと戻る途中に体格の良い上級生達に囲まれて、あれよあれよという間に見知らぬ部屋に押し込まれてしまったからだ。 そしてそこで待ち受けていた先輩にエルヴェは問い掛けられる。 「君は──婚約破棄ビジネスというものを知っているか」 憂える貴族子息達のほんの一幕の短いお話。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年10月08日
ネトコン13 男主人公 西洋 貴族子息 読了時間:約17分(8,427文字)
短編
アレクサンドラ・ジェッテ・ブランシェス侯爵令嬢、通称レディ・アレクサンドラは、今日も侯爵家の有する美しく広大な庭園の一角にある、家族しか入る事を許されないプライベートエリアでお茶の時間を楽しんでいた。 ほんの二ヶ月ほど前に自身が巻き込まれた婚約破棄騒動において、事前に入手していた情報をもとに相手側をコテンパンにやっつけて、その憐れな様をご覧なさいと高笑いしてスッキリしたまでは良かったのだが、その時に情け容赦無くコテンパンにし過ぎて社交界でほんのりと孤立してしまったのだ。 そんな彼女のお茶の相手は、ひょんな事からアレクサンドラが封印を解いてしまった自称・上級悪魔。 「そう言えばさァ、何とかって名前の貴族の息子が恋人の後追い自殺したんだって?」 悪魔がもたらした世間話に頷いていたアレクサンドラはふと疑問を抱く。 遺された日記、遺書、恋人からの贈り物。 死せる令嬢の遺したメッセージは何を意味していたのか。 悪魔と共に、アレクサンドラは抱いた疑問を解く為に立ち上がる。
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推理[文芸]
最終更新日:2024年05月12日
123大賞6 パッシュ大賞 西洋 BK小説大賞 ESN大賞8 SQEXノベル大賞2 春の推理2024 異世界 ファンタジー 令嬢 貴族 悪魔 ネトコン13感想 読了時間:約37分(18,382文字)
連載 完結済 12エピソード
──ビアンカ・コルドゥラ・リンハルト侯爵令嬢は死ぬ度に人生を繰り返している。 王族殺害を画策したとして冤罪をかけられては処刑され、そして次の瞬間には死ぬ前の時間に戻っているのだ。 無実であるにも関わらず、さもこれまでずっと悪行を重ねて来たような言われ方をして、ビアンカは断罪される。 そんなのはもう懲り懲りだ。 何よりも、侯爵家の名に恥じぬよう、誇り高くかつ清く正しく生きてきた自分が、身に覚えのない罪で断罪されるのが我慢ならない。 「自分の犯した罪で裁かれるならまだしも、わたくし何もしていないのに」 そこではたとビアンカは気が付いた。 どうせ善行を積んだところで全てが悪行に塗り替えられてしまうのなら、いっそ最初から悪行を重ねてしまえば良いのではないか? 「そうね。そうだわ! 重ねましょう! 悪行!!」 七回目の人生を謳歌するべく悪女になる事を決意したビアンカ・コルドゥラ・リンハルト侯爵令嬢の物語。 ※この作品はアルファポリスにも掲載しています。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年02月26日
BK小説大賞 ネトコン13 ハッピーエンド 悪役令嬢 ESN大賞8 SQEXノベル大賞2 ループ 恋愛 ファンタジー 読了時間:約111分(55,021文字)
短編
「──この泥棒猫!」 優雅な午後のお茶の時間だった。 一流の調度品に囲まれ、香り高いお茶を婚約者と共に楽しむはずの時間は、あっという間に緊迫した氷点下の空間になった。 私と婚約者と婚約者の妹。 二人きりで過ごすはずの時間に割って入った可愛らしい妹に投げつけられた一言から始まる短いお話。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2023年11月19日
ネトコン13 ほのぼの 西洋 ハッピーエンド 婚約者 読了時間:約7分(3,241文字)
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