ある日恋人にいきなり「1000万貸して欲しい」と懇願される揚羽。
そんな大金、用意できるわけがない。
しかし用意できなければ恋人が殺されてしまうかもしれない。
困り果てた彼女は死んだ母が残した一枚の名刺を頼りに桜乃宮李音という男を頼ることにする。
彼は揚羽自身を1000万で買取る代わりに自分の所有物となる条件でお金を用意してくれた
急いで恋人を救うためお金を用意し、会いに行くと
–––そこには見知らぬ女と口付けをかわす恋人の姿があって……
恋人に裏切られ何もかも絶望し、屋敷に戻った後、揚羽は自殺をしてしまう。
しかし、不思議な夢に導かれるように目が覚めると死ぬ直前に時が戻り、李音が揚羽の自殺を止めてくれた。
屋敷で働くうちに少しずつ以前の恋人がいなくても幸せに暮らせる日々に気づき、揚羽の気持ちは変わっていく。
李音と買い物に出かけた日、偶然にも元恋人に出会い、また気持ちが支配されそうになる。
しかし、李音は揚羽と恋人のフリをして元恋人へ仕返しをしてくれた。
李音のことが徐々に気になっていくが、また裏切られるのが怖くてなかなか気持ちに素直になれない……
そんな時、揚羽のことを諦めきれない元恋人に誘拐されて……
身分差 悲恋 日常 メイド ご主人様 恋愛 女主人公 ほのぼの シリアス ハッピーエンド クズ男 死に戻り ざまぁ ネトコン11感想 ネトコン11
読了時間:約323分(161,021文字)