召喚師がその魔法で生み出す軍勢を操り世界征服を目指すシュミレーションゲーム『AbyssGate』。そのプレイヤーであった主人公は、ある日突然倒れ、目が覚めるとゲームとよく似た世界へと転生していた。
しかし、彼が転生したのはゲーム時代のプレイヤーキャラクター、召喚師ではなく、その召喚魔法により生み出された下僕。使い捨てが前提の捨て駒。おまけにその体は、ゲーム時代見た目は良いが、非常に弱いことで有名だった妖精の姿に転生していた。
何時、肉の壁にされて死ぬかもわからない、絶体絶命な状況に頭を抱える主人公。だが、同じ転生者であった召喚主は『AbyssGate』というゲームを知らないようで・・・。