ある日、王子の俺は、熊、犬、猫、うさぎのもふもふの獣人たちで結成された『もふもふ騎士団』に入団し冒険の旅に出ることになった。 『もふもふ騎士団』には、もふもふ騎士団団長、情に厚いもふもふ熊の騎士クレオンを筆頭に、騎士でありながら神官で小言の多いもふもふ犬のライラプス、しっかり者で品のあるもふもふ猫の女性魔法騎士タバサ、タバサの弟子で可愛い言動の上に自由奔放なもふもふうさぎの女性魔法騎士見習のキラがいる。 そして『もふもふ騎士団』に女性魔法使いとして入団した俺の幼なじみで初恋の相手プリンセス・リノ⋯⋯リノとの恋は成就するのか？ さらに王国間のさまざまな問題や、火の国クラティラス王国の火の女王バシリッサとの対立などの試練。 だがそんな忠実なもふもふたちと王子と王女の物語は、戦いを通じて成長を遂げたのち幸せな結末を迎えるのであった。

西暦2124年……源氏の末裔と平氏の末裔である二人の高校生はお互いに霊とコミニュケーションを取れる能力を介して仲良くなり付き合っていたが、卒業間近のある日、ひょんなことからお互いのガーディアン・スピリッツ（守護霊たち）の中のひとりが物理攻撃能力を有するガーディアン・スピリットであることを知る……そして卒業旅行の日、テーマパークで遊んでいた俺たちの目の前に突然、時空の穴が現れたのだった……

天界を追放された俺は幼なじみの魔界の女王と共にあっという間に魔界帝国を築き上げ魔界の皇帝ルキフェルとして君臨していた...... だがある日、俺はオリンポス十二神の中の一柱である月の女神アルテミスに魔力を封印された上に過去一年間の記憶を奪われ、西の大陸のアーサー王国にあるアルテミス宮殿に連れてこられ、一緒に暮らすことになったのであった...... そんな俺が、神界、天界、魔界、魔法界、冥界などと繋がっている世界で、人族、亜人を中心に、さまざまな種族のみんなと、冒険したり、ゆる～い生活をしたり、たまに真剣にもなったりする、そんな物語である。

オリンポス十二神の一柱、美しき月の女神アルテミスはある日の早朝、アルテミス神殿にある自分専用の地下鉄の駅から、アーサー王国の魔術省と大賢者ササーヤンが所長のアルテミス国にあるササーヤン研究所が共同開発した豪華列車アルテミス・エクスプレス号に乗り込もうとしていた……それは一体なぜなのか？ そしてどこへ行くのか？ 俺……つまりルキにも関わる重要な出来事が、今、動き出す……

美少女バトルアンドロイド・カーリンは、森の中を散歩中、突然、魔法王国国立魔法学院魔法学科1年、魔女見習いアーヤと出会う……そして、その後に起こる予想だにしない展開……アイスの魔女セリーナが、以前、アリーシャ公国の公爵令嬢アリーシャに頼まれ実行していたことが、ついに今、解き明かされる……

エルフの国のプリンセス・ソラファたち、国を背負っていく者たちの友情と未来への期待......その裏で暗躍する者たち……騙し合う者たち……この日は、これからのアルテミス国を占う重要な分岐点でもあった……

西の大陸にあるアーサー王国の東に位置するエルフの国には標高1000mを越すエルフ山がそびえていた……今そのエルフ山の山頂を目指し聖戦士クルセイダー・マフィーナと、山のような熊の獣人プーシャンが登っていた......なぜ登っているのか？ 頂上には何があるのか？ どんどん予想もしない方向へと向かっていく......そんなお話です

俺は気づくと、大賢者ササーヤン、美少女バトルアンドロイド・カーリン、そして睡魔君一族と共に、さやえんどうそっくりの超小型空浮艇の狭いコックピットの中にいた......そして、前方のモニターには、全てにおいて、俺の想像を超える世界が映し出されていたのであった......

美少女バトルアンドロイド・カーリンが森の中を歩いていると、突然目の前に、トナカイ8頭立ての魔法の大型ソリに乗った、大魔法使いセントニコラウスと、その従者、悪魔クランプスが現れた......トナカイ8頭立ての大型ソリの最後尾には、新人トナカイ、キューピッドもいる......そして静かに大魔法使いセントニコラウスは少女に問う......さあ、少女の運命やいかに.....