生きることに絶望し、高層ビルの屋上に立った――。
女子高生である私「ノア」は、生まれながらにして動物と会話ができる。
その能力が周囲に知られ、学校での居場所がなくなり、気付いたら飛び降り自殺を図ろうとした。
呼び止められて振り返ると、可愛らしいシュナウザーがいた。
アデルと名乗る犬を飼い始めたある日、一通の手紙が届く――。
既に亡き者にされていたと思われる、アデルの恋人「ソフィー」が生きていると知り、共に探す度に出る。
その後、凄惨な事件をきっかけに、ノアは暗殺者の道へ進み、復讐することを決める――。