吸血鬼(きゅうけつき)。
いつ、どこで、どのようにして生まれたのか、誰も知らない。
人間社会に溶け込み、昼夜問わず人を襲う。
だれが言ったか吸血鬼(きゅうけつき)。
吸血鬼(きゅうけつき)にとって人間は家畜である。好きな時に血を吸い、中には殺してしまうこともしばしば。
吸血鬼(きゅうけつき)には理性があり知性もある。
その根本にある生物としての本能は何か。なんのために血を吸うのか。
吸血鬼に血を吸われることで人間も吸血鬼になってしまうことがある。
吸血鬼になる条件は非童貞が血を吸われることだ。童貞が血を吸われても吸血鬼になることは無い。
そして吸血鬼になり損ねた者を腐鬼(ふき)と呼ぶ。腐鬼(ふき)は主となった吸血鬼の命令に従って動く。そこに理性も心も存在しない。
そんな吸血鬼達が好き放題やってるのかと言うとそうでも無い。
吸血鬼に対抗可能な人間が存在する。
聖童師(せいどうし)。
童貞の中でも才能のある者だけが聖なる力、吸血鬼を倒すことができる力を持つ。
聖童師(せいどうし)が表の世界に名を残すことは無い。そのほとんどが、裏の世界で生き、裏の世界で死ぬ。殉職(じゅんしょく)率が非常に高い職業と言えるだろう。
1000年以上前から存在を確認されている吸血鬼(きゅうけつき)と聖童師(せいどうし)、両者の争いは今もなお、続いている。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
残酷な描写あり
最終更新日:2024年06月16日
学園 日常 青春 IF戦記 異能力バトル 現実世界 現代バトル 吸血鬼 いずれ主人公最強 OVL大賞9 ESN大賞6
読了時間:約719分(359,257文字)