王子アルバは許嫁と愛を誓い婚約を結ぼうとするが魔王サタンが現れ許嫁が拐われてしまう。
ルナリアーナを奪還する為に魔王城へと向かうアルバだが、妖精の毒に侵され泉に落ちた。
泉の主が問う。
「貴方は何を欲して泉にやってきたのか」
「ルナリアーナが拐われた理由が知りたい」
と声に出して願うがアルバの本当の欲望は他にあった。
王女は俺を愛してくれているのか、それともこれは唯の政略結婚なのか。アルバはルナリアーナの恋心に疑心暗鬼になってしまう。疑心を晴らしたいという願い秘めて王女奪還に向かうアルバだが、王女奪還劇により疑心は晴れるのだろうか。