神ヶ崎ユイガは竜巻と共に九王ノ宮高等学校へやってきた。
暴風の神の力を使役する能力者である彼女は、街と人を守る正義の味方だと主人公――不忘 蔵王 に宣言する。
ユイガは蔵王の知人であり、蔵王の影響で正義の味方になったそうなのだが、しかし蔵王には過去の事件によって所々記憶が無い。
正義の味方なんてものは子供の幻想だと考える蔵王。そんな折、交通事故から子供を助けるユイガを目撃する。
正義の味方の意味を考える蔵王。その夜、蔵王の前へユイガの妹が現れる。彼女は言う。『蔵王、キミには期待している』と。
ユイガに連れられ市街パトロールへ赴いていた蔵王の前に、巨大な黒獣――《悪》が現れる。黒い獣はユイガによって大きな被害も無く倒されるが、その日を境に悪が街に現れ始める。
それらの悪をいつもの事のように倒し続けるユイガ。
しかし蔵王は、今の状態に疑問を持つ。
――《悪》とは何なのか?
――ユイガの妹の真意とは?
――失った自分の記憶の中に答えがあるのか?
マイペースなユイガに付き合いながら、蔵王は記憶と事実を整理していく。
そんな、神と人間のお話。
※伝奇よりのライトノベル味・ちょっぴりホラー要素があります
※執筆自体はずいぶんと前のものですので、完結まで書ききっています。
順々にアップできるかと思います。
※カクヨム さんにも投稿しています
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15ガールズラブ
最終更新日:2023年08月02日
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読了時間:約201分(100,291文字)