【小説情報】
三人称小説/1話あたり約2500文字/超長編 全100万字(予定)/硬筆文体
チート描写はありますが、異世界転生・転移作品ではありません。
長い物語になるのでゆっくりお付き合いください。
【あらすじ】
『惑星アナトリア』
この星でかつて邪神『アニマ』と戦った『聖女(セインテス)』がいた。
その名はシナノ。『四大精霊』に与し『アニマ』の尖兵『コラプス』の大軍を異空間に封じ込めた『ノイルフェール』と呼ばれたシナノは、仲間を愛する者を守るため、全ての力を使い果たし、虚無の中に消え去ろうとしていた。
大精霊達の力を借りて、辛うじて地上に降り立った彼女だったが、赤子になっていた彼女からは能力も記憶も失っていた。
そしてそれは5000年後の世界。魔物が出没し『魔術』がモノを言う貴族社会になっていた世界で、孤児「シェリル」として育てらた聖女「シナノ」は、一人の少女として、見知らぬ世界に歩み出す。
そんな彼女の前に、一人の男が現れた。
その男の名はシルヴェスター。彼は悠久の時を生きる、この世界で唯一の『賢者』の称号を持つ存在だった。