数々の政略結婚を成立させてきた宰相とその妻ヴェルエラ。 ある時夫アルエストに離婚を言い渡される。 隣国の王子がヴェルエラに見初め、婚姻を希望していたからだった。 妻と離婚してでも政略結婚を成立させようとするアルエスト。 ヴェルエラは、断固拒否するが・・・。 序盤はヴェルエラの婚約請負人としての仕事の話。 18部分から主題に入ります。お好きな所からお読みください。　 ハッピーエンドです。 毎水曜と土曜に更新していましたが、2024.1.6完結しました。ありがとうございます。

呪術師の家に生まれたエレイナは、呪術に必要な力を目覚めさせることが出来ず、家族に不要とされ、結婚を口実に捨てられる。 嫁ぎ先は、田舎の貴族アンダロス。アンダロスは、初夜に「お前を抱くことは無い」と、言い放つ。 もともと自分は要らない人間と思っているエレイナは、「分かりました」と大人しく寝る。エレイナにとっては、嫁ぎ先は実家よりましだった。 どうやら夫、アンダロスには秘密があるようで。 おまけに城には、犬耳の子どもが住んでいて、エレイナは、もふもふに興奮する。 自己概念が低過ぎて、大して落ち込まなくて済む可笑しなヒロインと、良く分からない夫、犬耳の子供は、やがて互いに幸せを得ていく。 恋愛コメディというより、恋愛とコメディ。時々真面目な話もあります。 間違いなくハッピーエンドです。 設定のミスにより14時公開となりました。大変申し訳ありません。 無事に4月6日完結しました。 ありがとうございます。

流れる雲を見ていた。 雲は次々形を変え、イカから金魚になった。 彼女の飼っている金魚。 彼女の笑顔を思い出した。

魔界の王、ヴァルディシオンに、人間の女との子供が生まれた。 息子の名はリアム。母親は、産み月の前に殺された。魔王は、死んだ母親の腹を裂いて息子を取り上げ、救った。 生まれたばかりの脆弱な息子には守役が必要だった。 魔王は、魔界で伝説の傅＜めのと＞と言われるギルアスを呼び寄せる。 果たして、リアムは無事に生き延びて成長することが出来るのか？（魔王の息子は、どうなったら立派に成長したと言えるのか？）何処にニーズがあるのかも良く分からない、ジャンルも何処になるのかも良く分からない、多分ブラックファンタジーコメディ。念の為Ｒ15です。多分残酷描写もあるかと。毎水曜、土曜に更新します。 10月14日完結しました。 最終話の最後から剣士ミリアムの話に続きます。

「結婚が決まりました」 　国王の首席補佐官、ヴァイオスが言った。 　私、アルティアは愕然とした。 　遂に来た政略結婚・・・。 　国王の娘である以上、避けられないと思ってはいたけれど・・・。

剣士ミリアムは、魔王との戦いに敗れ、死ぬ。 彼は、魔王の息子、リアムに生まれ変わっていた。

キンレイ帝国の皇帝、ヴァリスマリスは、帝国を強化し、自分の支持に繋げる為、エランドルクを攻めることを決め、後ろ盾となるオルカイトス家のルデレカと結婚した。 エランドルク王国の王、アレクゼスは、両国の中間に位置する中立地帯・エンドルの協力を得る。 両国の戦いがついに始まるが、帝国の中に熱死病が広まりはじめ、、、。 国王と皇帝シリーズ完結編です。 無事に完結しました。ありがとうございます。

　とある学校に「ひじかたとしぞう」が転校してきた。 　ひじかたとしぞう。 　勿論、幕末の超有名人、新選組副長・土方歳三、ではない。 　同音声漢字違いの、土方|十四三《としぞう》だ。

１５年前、突如結ばれたエランドルク王国とキンレイ帝国の軍事同盟は、今や風前の灯だった。 エランドルク王国のアレクゼスは、国防の為、マグダム・マグダミア連合国との同盟を果たすが、、、。 国王と皇帝シリーズ2作目です。

マシリアヌ大陸の北寄りに位置する小国エランドルク王国。 マシリアヌ大陸の大部分を支配するキンレイ帝国。 両国は15年前、突如として軍事同盟を結ぶが、皇帝の代替わりをきっかけに不信と不満がくすぶっていた、、、。 国王と皇帝シリーズ一作目です。